新築で家を建てられた方は販売会社から白蟻の保証についてご説明を受けられていると思いますが、保証内容は2種類あります。
お薬を散布した施工会社が、施工した範囲内で保証期間内に万が一白蟻が発生したときに再度白蟻駆除の施工を行うという保証です。
白蟻が発生し被害を受けたことにより、その被害修復の為にかかった費用を保証するのが損害賠償です。例えば、玄関枠が白蟻被害を受けて玄関枠を交換した場合その交換にかかった費用全体を賠償金額の責任範囲内で保障します。
再施工保証はもとから、下請けの施工会社が保証します。賠償保障に関しては薬剤メーカーが保証を出すのですが、結局責任は下請けの施工会社にまわってきます。「きちんと施工できていなかった」と責任転嫁されるわけです。
保証書に名前を載せるだけで、作業もしない保証もしない、マージンだけ取るのであれば、最初から白蟻工事を施工する会社と取引したほうが良いです。
保証書に立派な大きな会社の名前が書いてあっても、保証を請け負うのは結局施工会社なのですから。