• 兵庫県尼崎市の白蟻防除会社

基礎の構造とシロアリの侵入ルート

岡崎シロアリ技研 神谷忠弘先生の 「床下」が危ない!(住宅が危ない!シリーズ5)を参照させて頂き、様々な基礎の構造と、その構造に対しシロアリがどのように侵入してくるのか改めて整理してみました。


基礎のパターンと、それに対する侵入ルートについては上の動画で、実地での自分の経験も踏まえアウトプットさせて頂きました。

結論としては、土壌をコンクリートでいくら塗り固めても白蟻を完全に防ぐことは不可能であるし、むしろそのコンクリートの下でシロアリはより生活しやすい環境を得ていることを再認識できました。新旧含めて様々な建築物の調査や施工に携わらせて頂く中で、自分自身もなんとなく感じていたことでしたが、神谷先生が明快に整理して下さったことにより、大変頭がすっきりして感謝しております。

コンクリート基礎の話とは若干それますが、昔ながらの日本古来の建築(だいたい100年以上前)、布基礎以前の住宅というのは「自然と共生していた」というお話も出ておりました。

実際、私も100年以上前の物件はたくさん見ておりますが、良い意味で風通しが良く、床下自体も死角が無くメンテナンスしやすく思っておりました。